【ネタバレあり】マンガ「聖女に嘘は通じない1巻」 感想&レビュー評価

少年・青年

『薬屋のひとりごと』日向夏&『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』浅見ようのタッグでおくる極上のファンタジー×ミステリ!!

聖女に嘘は通じない(1)

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著者:浅見よう・日向夏・しんいし智歩/講談社

こんな人におすすめ

・ミステリー作品が好きな人

・イラストが綺麗な作品が好きな人

・『薬屋のひとりごと」が好きな人

あらすじ

辺境の教会で神官見習いとして働くクロエは、持ち前の洞察力と記憶力を武器に、夜な夜なカード賭博で荒稼ぎするお金大好き少女。そんな彼女のもとを訪れた成金聖騎士エラルドは、「聖女候補として大教会に潜入し、二年前の殺人事件の犯人を見つけてほしい」とクロエに依頼をして‥‥!?

引用元 講談社HP

TVアニメが大好評の『薬屋のひとりごと』日向夏先生原作ファンタジー・ミステリ作品『聖女に嘘は通じない』を『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』の浅見よう先生がコミカライズした人気作です。マンガ第1巻は重版も決定しており、謎解きや登場キャラクターのコミカルな掛け合いや伏線が見え隠れして、読んでいて続きの展開が気になるストーリーとなっています!

登場キャラクター

クロエ

主人公。ミュトス王国辺境の教会で神官見習いをしている。お金が大好きで夜な夜な酒場に行って荒稼ぎをして「豪運の聖女」と呼ばれている。「祝福(ギフト)」持ちとエラルドに思われるが、幼少期からの訓練により記憶力や観察力、洞察力が優れている。報酬の金貨に目が眩みエラルドの無理難題な依頼を受けてしまう。

エラルド=ビルツ

ビルツ伯爵家の人間で聖騎士。見た目がいい。クロエの能力を買い「聖女候補として大教会に潜入し、二年前の殺人事件の神子候補のチーロを殺害した犯人を見つけてほしい」と依頼する。

イネス

ビルツ伯爵家の小間使い。淑女教育など主人公クロエの身の回りのお世話をしてくれる。小動物が大好き。

モニク(神子候補者)

15歳。神子候補者の一人。二年前の選抜試験の候補者でもある。クロエと同じく神官見習い。5歳の時に祝福を持っていると両親が言い教会が引き取る。

サロメ(神子候補者)

子爵令嬢の21歳。神子候補者の一人。二年前の選抜試験の候補者でもある。商家の娘で両親は平民だが13歳の時に子爵家の養女に入る。

ゾエ(神子候補者)

伯爵令嬢の17歳。神子候補者の一人。二年前の選抜試験の候補者でもある。

ヴィオレット(神子候補者)

侯爵令嬢の20歳。神子候補者の一人。二年前の選抜試験の候補者でもある。聖女候補の中で一番地位が高い。

チーロ

二年前の選抜試験の候補者。エラルドがクロエに依頼した二年前の神子選抜試験にて殺害された事件の被害者。

重要用語

  • 祝福(ギフト)
    魔法とは違った特別な力。ミュトス王国では神から与えられた超常的な力を持つ者が時折生まれる。
  • 神子(みこ)
    十年に一度、神子(みこ)選抜試験を行い、特殊な『祝福(ギフト)』を持った者から国の代表として二人選ばれる。毎回選ばれるのは美女が多く、神秘的な力を使うことから『聖女』と呼ばれている。選抜試験は王都の大教会にて行われる。
  • ミュトス王国
    かつて魔女として追い立てられた者たちが行き着いた地。クロエのいた辺境の教会は「幸運の魔女」が占いで当てた鉱山の町近くにある。有名な逸話として他国との賭けに勝って無血で土地を取り戻した話などがある。
  • 魔道具
    魔法が込められた道具。祝福が込められた道具も魔道具と言う。

注目ポイント

クロエ以外の4人の神子候補者

4人の神子候補者の祝福(ギフト)は分からない。むしろ祝福(ギフト)があるのかも分からないという。神子として扱うに準ずる能力があれば候補者として指名ができる。

二年前の殺人事件の概要

二年前の神子(みこ)選抜最終試験中に神子候補者のチーロがクロスボウの矢で殺害された…。チーロは大教会の裏庭の聖獣の森の中にある切り株の上でうつ伏せになって死んでいた。大教会は大きな外壁に囲まれており、犯人は教会関係者と思われる。そして、遺体の第一発見者はモニクだった。

『殺害されたのは本当にこの場所ですか?』

クロエは洞察力からクロスボウの使用に向かない場所、また剣などの所持はあらかじめ登録された一つしかできないということもあり殺害現場は違う場所だと推理する。

神子候補者モニクの祝福(ギフト)

モニクが持っているとされる動物と心を通わす祝福(ギフト)は、二年前に殺害された神子候補者チーロも同じ祝福(ギフト)を持っていた……。

感想&レビュー評価

1巻目なので物語の導入ということで大きな動きはないですが、ミステリー要素があり、イラストも
綺麗なのでとても読みやすい作品です。
登場キャラクターもしっかりしていて、クロエやエラルドのコミカルな掛け合いも面白いです。二年前の殺人事件や個性溢れる神子候補者達など、今後の展開が気になりどんどん引き込まれていきます。次の巻が楽しみな作品です。

各電子書籍サイトでもレビュー評価の高く注目の作品です。

サイト名レビュー評価
Kindle4.7(5点満点)
コミックシーモア4.4(5点満点)
ebookjapan4.5(5点満点)

2巻目、3巻目の感想&レビュー評価はこちらになります。

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*記事内容は投稿当時のものになります。

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