【ネタバレあり】おすすめ漫画『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック) 1巻』感想&レビュー評価

少女・女性

転生して断罪回避してたら…溺愛ルート突入!?「次にくるライトノベル大賞2021」女性読者投票 第2位超人気原作コミック】

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悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)
(C)2022 Touya (C)2022 Yoimachi (C)2022 Ren Sakuma (C)2022 Shiori Shiono

こんな人におすすめ

・より凝った悪役令嬢作品を読みたい人
・美しい絵柄が好きな人
・設定がしっかりした作品を読みたい人

目次

あらすじ
登場人物
1巻の見どころ
感想&レビュー評価
「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)」はどこで読める?

あらすじ

【転生して断罪回避してたら…溺愛ルート突入!?「次にくるライトノベル大賞2021」女性読者投票 第2位超人気原作、ついにコミック化!】
前世はアラサー喪女の庶民だったのに、乙女ゲームに転生したら、悪役令嬢・ルチアーナになっていた。このままだと待っているのは、断罪イベントで追放される絶望的な未来…それはまずい!断罪イベントを避けるため、恋愛攻略対象キャラを全員回避で、今世もおとなしく過ごします!なのに、どうしてみんな寄ってくるの?控えめに過ごしたいのに、まわりがほっといてくれません!恋愛経験ゼロなのに溺愛ルートに入っちゃった!?そんな愛され展開、ついていけない―――!―――「絵が綺麗すぎる!」と話題沸騰の人気作!

登場人物

ルチアーナ・ダイアンサス
主人公。リリウム魔術学園 2年A組 16歳。ハイランダー魔術王国 公爵家の一人娘として生まれる。前世を思い出す前までは傲慢で怠け者、実家の権力を笠に着て悪役令嬢道を邁進してきた。楽天的で衝動的な一面があるが自分の恋愛に関しては慎重。

元喪女なので恋愛に夢を見ており本や芝居の恋愛物は、ハッピーエンドであるべきだと考えている。そうでない場合はその後の話を勝手に考えて、自分の中でハッピーエンドの話だったことにしている。

サフィア・ダイアンサス
ルチアーナの兄。リリウム魔術学園 3年B組 19歳。ハイランダー魔術王国公爵家嫡男として生まれ、その恩恵を十二分に活用しながら好きに生きてきた。ゲームではボイスがない脇役キャラだった。実際は信じられないほどのボイス。

軽薄で享楽的…なはずだが? 自己愛が強いように見えて、実際は他人をよく見ており、困っている人に手を差し伸べる。

ラカーシュ・フリティラリア
リリウム魔術学園 2年B組 19歳。ハイランダー魔術王国 公爵家・黒百合(フリティラリア)の嫡子として生まれ、王家・白百合(リリウム)の陰を担う家門に誇りを持ち、道を踏み外すことなく、真面目に正しく生きてきた。

父、母、妹がいる。ゲーム内での攻略難易度は星5つ中で星4つ。プライドが高く「歩く彫刻」と崇められている。彼が攻略後に見せる甘い笑顔と空気の温度差に卒倒した女性も多い。人気のキャラクター。生真面目で高潔。常にルールを守ろうとする。

現時点ではエルネストより優秀だが、王家の陰であり盾であるため、全てにおいてエルネストを越すわけにはいかないと、定期考査等ではわずかに手を抜いている。

エルネスト・リリウム・ハイランダー
リリウム魔術学園 2年A組 18歳。ハイランダー魔術王国 王太子。ゲーム内の攻略対象の一人。

【注目】1巻の見どころ

アラサーの元喪女 悪役令嬢に転生

その日もルチアーナはいつものようにエルネスト王太子殿下に誘いをかけていたが、断られてしまう。普段であれば「このわたくしの誘いを断るなんて」と怒り出すところだが”悪役令嬢”だから断られるのも仕方ないと思っていると、”えっ、悪役令嬢?”と不思議な感覚になる。その瞬間、パリッと電気のようなものが体に走り、「ひゃああああ」という叫び声をあげて倒れてしまう。

「私はルチアーナ・ダイアンサス…!!乙女ゲームの悪役令嬢だ」と突然思い出し、「終わった、人生詰んだわ……なんでよりにもよって悪役令嬢に転生…!?」

前世ではアラサーの喪女。前世でプレイしていた「魔術王国のシンデレラ」という乙女ゲームの世界に転生していた。ゲーム内では魔術を使える者が尊重されており、魔力は遺伝するため魔力持ちを結婚相手として代々積み重ねてきた貴族のみが使える力だった。ゲームの主人公は平民でありながら絶大な魔力を持ち、持ち前の根性で攻略対象のイケメンたちに助けられながら困難に立ち向かう。

その主人公をいじめ倒すのがルチアーナ・ダイアンサス公爵令嬢、『悪役令嬢』の私であった。ゲームでのルチアーナは顔と家柄しか良いところがなく、実家の権力を笠に着て主人公のライバルとして汚い手段で邪魔をする。そして悪事を重ねた罪で断罪されてしまう。16年しか生きていないのに未来は真っ暗と落ち込んでいると、あることに気づく。断罪イベントは17歳の秋でまだ猶予が一年あると知り、詰んでいないことに安堵する。

兄、サフィア・ダイアンサス

今は学園の2年生で季節は秋。ゲームの主人公が3年生の春に入学して、そこからゲームが始まる。それまでに人生を仕切り直して断罪イベントを回避しようと決心する。そのためにゲームの主人公や攻略対象者に関わらないように控えめに行動しようと決める。一応、断罪されてしまった時のために対策を考えていると兄のサフィア・ダイアンサスが声をかけてくる。

心配してくれるかと思いきや妹が大勢の前で個性的に倒れたと聞いて心境を聞きにきたと嫌味っぽいことをいうが兄の声がいいと前世の喪女を発揮してしまう。(ゲームではボイスはなく重要なキャラでもないらしい)

そんな兄だがルチアーナが子供の頃に好きだったケレの実を1粒食べさせるのでした。「もう一粒食べたいのなら眠りなさい」とさっきまでとは違い壊れ物を扱うように触れてくるのでした。転生してから気を張っていて疲れていたルチアーナは眠りにつくのでした。(もしかしたら何かを察して気に掛けてくれたのかもしれないですね)

ゲームの攻略対象者たち

翌日、魔術学園に登校するルチアーナは早速控えめな行動をして大人しくしていようとするのですが、16年間の高飛車な公爵令嬢の人格は染み付いており周囲から注目されてしまう。

ルチアーナは授業そっちのけで窓の外の3年生を覗いていたりと、ゲームの主人公が攻略対象者の誰を選んでも敵役として絡めるような行動をとっていたらしく、全ての攻略対象に目を光らせていたようだ。断罪イベントを回避するためにゲームの学園内攻略対象者をノートにリストアップしてきたルチアーナ。

エルネスト・リリウム・ハイランダー
 ハイランダー魔術王国 王太子 18歳 2年A組
ラカーシュ・フリティラリア
 筆頭公爵家の嫡男 エルネスト王太子の従兄弟 19歳 2年B組
カール・ニンファー
 隣国の第2王子 17歳 2年A組
ルイス・ウィステリア
 代々強大な魔力を持つ公爵家の三男 15歳 1年A組

攻略対象者が全員が高位貴族、この4人は完全に無視しようとするが……。(学園外にも攻略対象はいるみたい?)

攻略対象者 ラカーシュ・フリティラリア

断罪イベントを回避するために無視をしようと決めた矢先に攻略対象者のラカーシュ・フリティラリアに「なぜ私の名前が書いてある」声をかけられる。ノートを見られてしまい、学園は婚姻相手を探しにくるところではないと言われるがイケメンと近距離で見つめあったことがない元喪女はカチーンと凍ってしまう。

ラカーシュはの黒い髪に黒い瞳、怖いくらいに整いすぎた顔。美貌のラカーシュのあだ名は「歩く彫刻」、裏の意味は「彫像のように表情が変わらない」。
ノートにエルネスト王太子の名前も書いてあり、君の遊びに「エルネスト」を巻き込むのは止めた方がいいと忠告される。

「エルネスト呼び」と言われているゲーム内で尊ばれていた光景を見ることでき「ゾクゾクしました」とリアクションするルチアーナに引いてしまうラカーシュ。ゲームでは少しでも怪しいと思ったものは問答無用で排除するタイプのはずなのだが、実際は怪しいと感じたルチアーナが何をしているのかしっかり確認をして、忠告と言いつつ「止めた方がいい」と諭してくれたりとゲームとは印象が違っていた。

ラカーシュの違和感

ルチアーナはラカーシュに対して違和感があった。それは普通に歩いていることだった。ゲームでは片足をわずかにひきずって歩いていたのでした。ゲーム開始前の時間軸なので普通に歩いていたと違和感が解決してスッキリしたので魔術学園から帰ろうとするルチアーナ。

ラカーシュはエルネストと会話をしており、父(公爵閣下)の誕生会のため領地に戻るとのこと。その会話を聞いてラカーシュが足をひきずってしまう原因を思い出す。それは領地で魔物に襲われてしまい足をひきずるほどの後遺症が残ってしまうのでした。そのせいで彼は深く傷ついてしまい自分を欠陥品だと思い性格が捻じ曲がってしまうのでした。

これ以上関わると断罪を回避できないかもと思いながらもラカーシュを領地に行かせないため「明日買い物に行きませんか?」と誘うが、当然領地に戻る予定があるので断るラカーシュ。

ラカーシュの妹・セリア

ラカーシュの隣にいたエルネストが「元気になったようだね」と倒れたことを心配して声をかけてくれたと思ったが瞳は全く笑っていなかった。「病み上がりのくせに懲りずに声をかけてきてお盛んだね」と完全に馬鹿にしていたのでした。

エルネストとラカーシュのまだいるのかという視線に耐えられず退散するルチアーナ。去り際に美少女とすれ違い顔を合わせるがフイっと顔をそむかれ嫌われてしまった。この美少女はラカーシュの妹・セリアでした。

ゲームでは一人っ子設定のラカーシュに妹がいることにおかしいと感じる。前世の記憶を思い返しても記憶になく、ゲームの設定と異なることがあるのかと考えるが…いたかもしれないと思い出す。それはラカーシュルートで彼の私室に不自然に置かれたツーショット写真。(ラカーシュとセリアが写っている)これがゲーム内で課金をすることで見ることができる隠しストーリーだとしたら、やはりこの世界はゲーム通りで半年後にゲームがスタートするということはラカーシュは一人っ子になるということだ…。

ルチアーナの決意

ラカーシュが自分のことを欠陥品だと思うようになったのは足を怪我したからではなく大切な妹を救えなかったから!彼女の死を知りながら見逃したとしたら、明日同じように笑うことができるか?と自問自答するルチアーナ。

一睡も出来ずに考えてたどり着いたのが、兄のサフィアに頼ることでした。学園内で5本の指に入る麗しい顔と恋愛特化型の脳みそを持っている兄であればフリティラリア公爵閣下の誕生日会に参加する方法を何か持っているのではと?

果たしてルチアーナは誕生日会に参加することができ、ラカーシュと妹のセリアを救うことができるのか……?そして、断罪イベントは回避できるのか注目の作品です!!

感想&レビュー評価

今回はスクウェア・エニックスから出ている少女漫画『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)』を読みました。

絵は「綺麗すぎて話題沸騰」とあらすじに書いてある通りでとても綺麗で美しいです。この作品は設定も面白く、前世でプレイしていた乙女ゲームに転生するのですがゲームが開始する1年前に転生するので主人公が記憶にない部分もストーリーが展開していきます。話が進んでいくと『世界樹(ユグドラシル)の魔法使い』『魅了の魔術』『兄・サフィアの契約』『謎の弟コンラート』などいろいろな要素が複雑に絡んでいき、サスペンス要素もある感じなので先の展開がどうなっていくのか楽しで読める作品です。

1巻の後半にはバトルシーンもあるのですが絵のキレイさがさらに際立ち、1ページをまるまる使った描写や魔術を使用するシーンは細部まで丁寧にかつ繊細に描かれております。あとはなんといっても登場するキャラが個性的で魅力的です。各キャラの隠れた背景が徐々に分かっていくのと同時にさらなる謎が出てきたりします。

普段はふざけた態度のサフィア人気が高い予想ですが、個人的にはラカーシュとセリアの兄弟愛や二人のコミカルな描写が面白いので一番好きですね。(サフィアがめちゃめちゃ優秀で妹のルチアーナも大切にしているようなのに断罪されてしまうのはちょっと不思議ですね。この辺りも何か秘密や謎があったりするのですかね…)

恋愛面は主人公のルチアーなが天然で前世が喪女ということもあり、誰を好きというのはまだ分からないですが乙女ゲームということもあり登場するイケメンたちから好意を寄せられていきます。まだ登場していないキャラもいるので今後どうなっていくのか気になりますね笑

『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)』は現在4巻まで配信しております。(2024年5月時点)他の方の読者レビューも載せておりますので気になる方は、ご参考までにチェックしてみてください。

作品レビュー評価
悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック(4.7)

読者レビューコメント

まさかこんなに面白いモノだったとは(5.0)
タイトルからして、他と同じような内容なのかなーとあまり期待もせずに1巻見始めたら、、ハマるハマるw 皆さんがおっしゃるように絵も細部まで綺麗に描かれていて、ストーリーもサスペンス要素が入っていて面白い。転生されてきたのには何か理由がありそうな。。早く続きが読みたいです(^^)

魅力的すぎて最高!(5.0)
皆さんの評価通り、絵が綺麗兄が1番かっこよくて誰よりも愛が深くて…兄なのがもどかしい(泣)眺めてるだけでも満足だけどちゃんと内容が深部まで設定されてて面白い。単なる転生悪役令嬢のチートでハーレム!ヤッハー!みたいな感じじゃないのがいい。謎を解明していく過程でイケメン達の活躍を期待してしまう。続刊待ち遠しい。 読んで楽しく、眺めても楽しい作品!!

眼福・・・!!!(5.0)
よくある悪役令嬢ものかあ、と最初は思っていましたが読んでいくうちにとてもハマってしまいました!!!ストーリー構成もしっかりしているし何より絵が綺麗で登場人物たちが美しすぎる、眼福とはこのことかと、読みながらひとりで大興奮してしまいました。まさかこんなにハマるとは。そしてこんな漫画があると知れてよかった!!!

コミックシーモア引用

「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)」はどこで読める?

今回紹介いたしました『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)』(原作:十夜 宵マチ 作画:さくまれん 構成:汐乃シオリ)は以下の電子書籍サイトで読むことができます。無料で試し読みもできるので気になった方はぜひご覧ください。

悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?(コミック)
(C)2022 Touya (C)2022 Yoimachi (C)2022 Ren Sakuma (C)2022 Shiori Shiono

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