人と魔族が紡ぐ医療ファンタジー、開幕!
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著者:艮田竜和 坂野旭 ももちち/小学館
目次
・感想&レビュー評価
・『獣王と薬草』は何巻まで出てる?
・作品紹介
・『獣王と薬草 1』のネタバレ
感想&レビュー評価
個人的にかなり好きで今後アニメ化されてもおかしくないような作品だと思いました。キャラの設定も良く気が弱さそうな面もあれば大胆に行動する面もあり冒険者としてワクワクすることが大好きなティナとかつて獣王と恐れられ「師」に救われて医術を身につけモンスターを癒す医者のガロン。人と魔族の物語がこれからどういう展開で進んでいくのか楽しみです😊
ガロンを救ってくれた「師」やある方の不治の病など伏線もどう回収されていくのか気になります🧐
ギャグ・コミカル要素もありキャラデザも緻密で独特な描写がこの作品の魅力を引きたてているので作品に引き込まれる要素の一つとなっています✨
作品レビュー評価
獣王と薬草 (4.6)
▼沢山の人に読んで欲しい!!
名作になるのではと思える良い作品です。 モンスター側で見る視点の ダンジョン&モンスターの話です。 3巻まで読みましたが、巻を増す毎に味がでて引き込まれていきます。 ストーリーの見せ方が毎回上手すぎて飽きません!!ダンジョン系で一番好きな作品!! 巻が進んでアニメ化されたら人気でるだろうなーと思えるくらい感動できます。絵も読み進めると物語とあっていて引き込まれていきます!!年齢性別問わずにお勧めできる作品です。
▼好き
この作品が好きだ! これ以上の説明は不要だろう。ただ単にオリジナリティーがあって面白い。 これからも続いて欲しい。
▼獣王
モンスターの命を守る獣王と冒険者のものがたり。見た目はとても怖いですが、心はとても優しい獣王のギャップがすごいです。
コミックシーモア引用
『獣王と薬草』は何巻まで出てる?
今回ご紹介した『獣王と薬草』は小学館より発売しており現在3巻まで配信中です!無料試し読みもできますので気になった方はぜひチェックして読んでみてください👍※実施しているキャンペーンや作品内容などは予告なく変更もしくは終了する場合があります。詳細については各サイトをご確認ください。(2024年9月掲載時点)
作品紹介
モンスターの命を守る獣王と人の物語。
ダンジョン探索中に重傷を負った冒険者のティナは、
かつて「最強」と恐れられた魔族の獣王・ガロンと出会う。
命を救う代償としてガロンが要求したのは、
モンスターの治療を手伝うことで――――!?
人と魔族が紡ぐ医療ファンタジー、開幕!
『獣王と薬草 1』のネタバレ
第1話 人と魔族の物語ネタバレ
勇者セサミ・ソルブライトたちによって150年続いた人間と魔族との戦いが終焉したが予想外なことがありました。地上から魔族は消えたが貴重な資源となる【モンスター】と世界各地の【ダンジョン】だけが残ってしまったのです。
そして、六将軍最強と呼ばれる魔族が生き延びていたことです。
魔王討伐20年後ーーー、通称「蒸気の窯」と呼ばれるダンジョンに新人冒険者を引き連れた魔法使いのティナがいました。このダンジョンはあらかた攻略済みで財宝もモンスターもいないので新人には丁度いいレベルでした。
しかし、ティナたちの目の前にモンスター「エンリルタイガー」が現れるのでした。新人たちを逃したティナは一人で戦いますが相打ちとなります。受けた傷が深くこのままでは死んでしまうと思ったところに足音が聞こえてきます。近づいてきた顔にマスクをつけた男に助けてとお願いするティア。
冒険者には「魔族に関わるな、魔族に会えば死ぬと思え」と言われる教訓があるのですが、その近づいてきた男がマスクを取ると獅子の頭の魔族だったのです。その魔族は「オレと契約を結べば助けてやる」と言うのでした。その契約書は絶対服従の血の契約書でした。
ティナは助かるために契約を結びそのまま意識を失ってしまいます。目を覚ましたティナは獅子頭の魔族にスライムを使って治療されそのままダンジョンの奥へ連れて行かれます。ダンジョンの奥にはモンスターがまだたくさん残っており奥へ進むほど悪臭が漂ってくるのでした。
ティナは獅子頭の魔族が20年前に勇者に倒されたはずの六将軍「獣王ガロン」だと気づきます。目的地についたティナとガロンの目の前にはダンジョンの主「ルビードラゴン」がいました。このルビードラゴンは「病」に冒されておりガロンは「治療」を始めると言います。契約の力で治療を手伝うことになるティナ。ガロンは「合図をしたら炎を放て」と命令します。
ルビードラゴンの治療をしようとするガロンですが近づこうとするとルビードラゴンから攻撃をされてしまいます。ルビードラゴンのそばには子供の死骸が置いてあり、これがダンジョンの悪臭の正体でした。好奇心でダンジョンの表層に上がってしまった子供のドラゴンは冒険者に襲われて死んでしまったのです。
ルビードラゴンは子供の死骸を大事に抱えていたのですがそれが原因で自身も感染症に冒され死の間際でした。ルビードラゴンは子供が死んでしまい何もかもどうでいいと叫びますが力ずくでも治すというガロン。ガロンはルビードラゴンの背中に乗り、ティナに「オレに向かって火を放て」と合図をします。
するとルビードラゴンの背中にある燃焼孔に火が灯り治療が完了します。ガロンは子供が死んだことが理由で死のうとするルビードラゴンに「その子の命は母親を死なせるためにあったのか?」と問いかけます。
その言葉をきっかけにルビードラゴンは背中の炎を強く灯します。温められた空気が洞窟の穴を通してダンジョン内の空気を循環させ、ダンジョン内の淀んだ空気を消し飛ばしていきます。
ルビードラゴンの治療が終わり帰るティナとガロン。ティアはお宝「ルビードラゴンの角」を手に入れます。
獣王ガロンが「医者」としてモンスターやダンジョンの主を治療しているなんて、何かとんでもないことに巻き込まれてしまったのではとワクワクする表情をしているティナはもっと魔族やガロンのことを知りたいと思うようになります。
ガロンに「もう人は敵じゃないんですよね?」と聞くと「うぬぼれるなよ人間」とめちゃくちゃ睨まれるのでした😂
第2話 見たことのないタイプネタバレ
ティナは持ち帰ったルビードラゴンの角を冒険者ギルドに持ち込み、高額の買取金を手に入れます。そしてダンジョンの攻略も完了するのでした。ガロンはティナに二つの命令を出していたのです。
1.ガロンの情報を漏らさないこと
2.ギルドにてダンジョンの攻略完了認定の申請を行うこと
攻略完了認定を受けたダンジョンはお金にならないので誰も潜らないのでルビードラゴンやモンスターたちの安寧が保障されるのでした。ティナは今回の攻略が認められ「C級」から「B級」に昇級になりギルド内にいたメンバーたちと呑み始めるのでした。
ティナは酔っ払いながらも再びガロンのもとを訪れます。(ガロンはティナが逃げ去ると思っていました)ティナは酔っていたせいもありますがガロンと一緒に次のダンジョンにいけばルビードラゴンの角のようにまたおこぼれがもらえるのではと思っていたのでした😆
ガロンはそんなティナに汚いものを見るような目を向けます🤣
ガロンは魔族の自分についてきて命を握られるなんて正気じゃないと言いますが、あの獣王から治療を手伝えと言われたことで、もっと魔族やモンスター、ダンジョンのことを知りたいと言うティアでしたが酔っていたのでそのまま寝てしまうのでした。
「蒸気の窯」で目を覚ましたティナはガロンから試練を与えられます。そして隣にはエンリルタイガーの姿が…。
第3話 強制試練ネタバレ
前にエンリルタイガーと相打ちできたのは飢えて弱っていたからで本来は魔法で「風」を操ってきます。風魔法を使用する元気一杯のエンリルタイガーの前にティナの炎魔法が通用しません。
ティナはダンジョンの構造やモンスターを利用してエンリルタイガーから逃げます。逃げた先にはなんとエンリルタイガーの子供たちがいました。子供たちは泣き声で母親を呼び、すぐに駆けつけてくるエンリルタイガー。
ティナは炎魔法を駆使してエンリルタイガーの頭に生えている角に触れます。エンリルタイガーの角はは強さの象徴で相手に触れらると負けを意味するのでした。エンリルタイガーを手懐けることに成功しバトルも一件落着かと思われた瞬間、何者かがエンリルタイガーに攻撃を仕掛けてくるのでした。
第4話 真の誓いネタバレ
エンリルタイガーを攻撃から逃したティナに近づいてきたのは迷宮特務官と名乗るA級のミカゲ・クロストという男でした。
ミカゲはB級のティナがダンジョンを単独で攻略したこと疑っていると言い調査に来たらしく、ティナになぜここにいるのか問いかけます。
ティナは咄嗟に自分も本当にダンジョンを攻略できたのか不安だったので確かめに来たと言い、固有魔法が魔物を操れるモンスタテイマーだったからエンリルタイガーを手懐けることができたと嘘をつきます。
ミカゲはティナのことを怪しいと思いつつも一緒にダンジョンを出ることにします。ダンジョンの表層についたところで突然ミカゲは影の魔法でティナを拘束して首元にナイフを突きつけます。ティナの手に「血の契約」の紋があったことを見つけていたのでした。
ミカゲは血の契約を結ばせた魔族を罠にかけるから知っている情報を教えろと言い、できなければこの場で殺すと言います。ティナは命の恩人(ガロン)を売ることはできないと言って何も話さないのでした。
その瞬間ガロンが現れ試練を達成したと伝えます。ミカゲは魔族側で肩書きなど全部嘘でした。最後までガロンを売らなかったティナを協力者として認めるのでした。
しかしティナは人の良心や善意を嘘で試すようなマネが一番大嫌いと言ってガロンを怒るのでした。ティナの言葉に反論の余地もないとしてガロンは跪いて謝罪をします。ガロンはもうこんなことはしないと誓いティナと協力し合うことにするのでした。
第5話 スライムは何処へ?ネタバレ
食事をしているティナのもとへガロンが訪れます。ティナの治療をした際に使ったスライムの様子を見に来たのでした。治療のためティナのお腹に張り付けていたスライムですがティナは捨ててしまっていたのです。
急いで探し回るティナですがどこにもいません。探し回っているうち傷口が開いてしまい倒れてしまいますがガロンが助けてくれました。ガロンはスライムが好物な煙を焚いて探し始めます。すると割と近くにいたスライムをすぐに見つけることができました。
ガロンはティナの傷口を再び治療をしますがスライムが治療の補助をしてくれるのでした。このスライムは「リリン」という名前でガロンと同じ六将軍の一人「機工王ダイタロス」の眷属だったのです。ダイタロスはガロンの身体にリリンを潜ませており、そのおかげで勇者との戦いで生き延びることができたのでした。
翌日、次のダンジョンに向かうティナとガロンのもとにミカゲからモンスターが人間に襲われていると報告が入ります。そのモンスターはアルマジカで準絶滅危惧種のため助けが必要でした。
第6話 魔族の生存戦略
アルマジカが襲撃された場所についてティナたちは冒険者たちから逃げてきたボロボロな姿のアルマジカを見つけます。
ガロンは早速アルマジカの治療を開始しティナにも手伝うように言います。人間とは身体の大きさも構造も違い、傷一つの治療が大変なことを感じるティナでした。アルマジカの治療は完了しましたがまだ問題が残っていました。
アルマジカを狙っていた冒険者たちは「成果」を得るまで討伐を諦めずまた追ってきます。そこでガロンは「偽装死体」を用意して冒険者たちを騙すと言うのでした。「偽装死体」を用意するために動物の死骸に擬態するスライムなど用意して準備を進めます。
出来上がったのは一目で作り物だと分かるバレてしまうものでしたがガロンは問題ないと言います。
討伐にきた冒険者たちは偽装死体を見つけると本物と思い込みアルマジカに一本しか生えていないという「無垢の針」を成果として持ち帰るのでした。
冒険者たちが偽装死体を本物と思い込んだのは罠アイテムの魔香壺で幻覚を見せていたからでした。ガロンは治療代としてアルマジカから「無垢の針」をもらいます。「無垢の針」は一本だけでなく、アルマジカを殺さずに摘出もできるのでした。
「無垢の針」は薬の原料にもなるのでした。新薬の開発もガロンの旅をする理由の一つです。ガロンはある方を苦しめる不治の病の治療薬を作るため、それを為すまでは死ねないのでした。
場所は変わり、冒険者ギルドでは獣王ガロンの生存が確認されたと報告が入っていたのでした…。
獣王と薬草2に続く…。
ーーー獣王と薬草1・完ーーー
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