【ネタバレあり】おすすめ漫画『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ 1』感想&レビュー評価

少女・女性

後宮の闇に隠された愛と謎に挑む、超絶怒涛の中華後宮ラブ&ミステリー!

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盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ 1

著者:小早川真寛・凪かすみ・深山靖宙/KADOKAWA

こんな人におすすめ

イラストが綺麗な漫画が好きな人
キャラが魅力的な漫画が好きな人
テンポ感がよい漫画が好きな人
設定が面白い漫画が好きな人

目次

作品紹介
登場人物
感想&作品の見どころ
レビュー評価
『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ』はどこで読める?



作品紹介

機織り宮女として後宮にやってきた氾蓮香(ハンレンカ)。盲目である彼女は、目では見えない些細な情報を感じ取りながら生活をしている。後宮で問題となっていた幽霊騒動も、盲目であるがゆえに解決できた……のだが、褒美として蓮香のもとに渡ってきた皇帝の「ある秘密」にも気づいてしまい――!?穏やかに暮らしたいけど、暮らせない機織り宮女の中華後宮ラブ&ミステリー!

登場人物

氾 蓮香(ハン レンカ)
盲目の美少女。目以外の感覚が鋭い。後宮内で機織りの仕事をしている。

瑛庚(エイコウ)
紫陽国の皇帝陛下。耀世(ヨウセイ)と双子の兄弟。

耀世(ヨウセイ)
宦官。瑛庚(エイコウ)の側近。普段はお面を付けている。瑛庚(エイコウ)と双子の兄弟。

林杏(リンシン)
蓮香の従女。よく言えば素直、悪く言えば直情的と蓮香に思われている。

感想&作品の見どころ

「皇帝の名において”氾 蓮香(ハン レンカ)”を皇后とする!」
この日、千年続く紫陽国(シヨウコク)に置いて初めて盲目の皇后が誕生したーーー。と冒頭ではじまりますが物語はそこから数年前に遡ります。盲目の少女・蓮香は後宮内で機織りの仕事をしており、蓮香の織る帯は市販のものとは違い特別で刺繍のように柄が浮き上がるのが最大の特徴として、皇后様の帯も作るなど重要な仕事をして日常を過ごしていました。

蓮香は目が見えないですが、その他の感覚が研ぎ澄まされており匂いや衣擦れの音で相手が焦っていると分かったり、空間把握能力も長けておりあと何歩で扉に辿り着くのかも分かってしまいます。そんな能力と推察力である日、後宮内で噂になっている幽霊騒動を解決してしまいます。

騒動を解決したことで紫陽国皇帝・瑛庚(エイコウ)に褒美を取らせるということで望みを聞かれる蓮香だが、皇帝陛下に声をかけてもらえただけで幸せですと言って褒美を受け取りません。しかし、幽霊騒動を一緒に解決した蓮香の従女・林杏(リンシン)が余計なことを言ってしまいます。

「蓮香様のところにお渡りいただけないでしょうか!!」

皇帝陛下も蓮香の美しさに宮女にしておくのは惜しいと言い、蓮香のもとに渡りに行くことになります。(※お渡とは「夜伽」のことです)

「渡り」当日、皇帝陛下が蓮香のもとへ来ます。陛下が来たので林杏や他の者は部屋を出ていき蓮香と二人っきりになりますが蓮香から「陛下なのでしょうか?」と言われます。なんと渡りに来たのは皇帝陛下の瑛庚ではなく、宦官の耀世(ヨウセイ)でした。蓮香は歩き方の重心が違うと言って見破るのでした。

耀世も初めて見破られたと驚きます!皇帝陛下の瑛庚と宦官の耀世は双子の兄弟で見た目がそっくり。(※宦官の耀世は普段お面をつけて顔を隠していて影武者の役目も務めているのでした)

耀世は皇帝陛下が蓮香を后妃にしたいと思っていると伝えますが、蓮香は子どもの頃に一緒にいた少年に初恋をしており辛い修行の中で彼だけが救いであったと言います。なら賭けをしようと急に持ちかけてくる耀世。「初恋の少年」を探してくるので蓮香が気付けたなら、その者と後宮を出るも続けて機織りをしても良いと言います。しかし、気付くことができなければ后妃になれと分に悪すぎる賭けをすることになります。

ということで様々な思惑が渦巻く後宮内の事件に巻き込まれていく蓮香、1巻では幽霊騒動以外にも「青い鳥」や「呪いの札」などの事件を解決していきます。その事件の背景にもいろいろな人の感情が交じり合っており読んでいてとても面白かったです。(女同士の蹴落とし合いのある後宮とはいえ、結構人が死んでいくのはちょっと驚きです)

1巻ではまだ少ししか登場していない皇后の薇揄(ビユ)や蓮香、瑛庚、耀世の3人の関係性、そしてどうして蓮香が皇后となったのか今後の展開に注目の作品です。

あと『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ』はイラストがとても綺麗で読みやすく、登場するキャラがデフォルメされて描かれたりするのですがそれも可愛いので飽きることなく楽しめます。

レビュー評価

作品レビュー評価

『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ 』

推理が楽しい
絵が綺麗で読み始めたら 推理が面白く一気に読んでしまいました。これから どうなるのか?興味津々です。宮廷ものを好きな人には お勧めかな

中華ものだから出せる色
やっぱり中華ものは日本ものと全く違い、双方の面白さがいっそう際立ちます。あの伽藍さをだせるのはやはり中華だけですね。しかもこのお話はありきたりな中華ではなく、盲目ヒロインといった新しい設定で興味がひかれました。

絵が綺麗!
絵が綺麗で衣装が美しく後宮内も細かく描かれていて美しいです。描くの大変だろうなぁ。お話はミステリー要素有りで聡明な盲目の主人公が解き明かしていく感じで面白いです。

コミックシーモアより引用

『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ』はどこで読める?

今回はKADOKAWAより発売している少女漫画『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ 1』(著者:小早川真寛・凪かすみ・深山靖宙/KADOKAWA)を読んでみました。中華ファンタジー漫画が好き、推理系漫画が好き、綺麗なイラストの漫画が好きな人は一度、試しにサンプルを読んでみてください。

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