クラリスは自分の生家「ファーレンハイト家」の歪みに直面する――! 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と「幸せな結婚」を掴む、王道ラブファンタジー第2巻!
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身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される 2
一ノ瀬かおる・椎名さえら・一花夜/KADOKAWA
こんな人におすすめ
・絵柄がキレイな作品が好きな人
・設定がしっかりした作品を読みたい人
・『溺愛』ジャンルが好きな人
・『ファーレンハイトの宝石』の謎について知りたい人
目次
・あらすじ
・登場人物
・2巻の見どころ
・感想&レビュー評価
・「身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される」はどこで読める?
あらすじ
王都に住む子爵令嬢・クラリスは、「ファーレンハイトの宝石」とも称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられて生きてきた。十九歳になったクラリスは、戦果の褒賞として「人喰い辺境伯」との異名を持つ、ジークフリート・グーテンベルクに姉の身代わりとして嫁ぐことになる。ところが辺境伯ジーンは無口で無表情ながらもクラリスを思いやる、包容力に溢れた魅力的な人物だった。それでも「身代わり花嫁」であることに負い目を感じるクラリスは、なかなかジーンへ心を預けられないでいた。そんなある日、突然姉の婚約が決まったと呼び出しを受けたクラリスは、ジーンと二人で王都へ向かう。王都ではこれまでにない心温まる楽しいひと時をジーンと共に過ごしたクラリス。だがそれも姉との対面で一変、クラリスは自分の生家「ファーレンハイト家」の歪みに直面する――! 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と「幸せな結婚」を掴む、王道ラブファンタジー第2巻!
登場人物
クラリス・ファーレンハイト
菫色の瞳と艶やかな栗色の髪を持つ、ファーレンハイト子爵家の次女。姉や父から虐げられる不遇の日々を送っていた。しかし姉の身代わりとしてジーンに嫁ぎ、彼と穏やかな日々を過ごしているうち、本来の輝きを取り戻し始める。十九歳。
ジークフリート・グーテンベルグ
大柄で無表情な、金色の瞳を持つ辺境伯。武勇に優れており、若くして隣国との闘いで目覚ましい戦果をあげる。その褒賞として”ファーレンハイトの宝石”を所望する…。愛称はジーン。二十八歳。
マチルダ・ファーレンハイト
クラリスの姉。「ファーレンハイトの宝石」と称される美貌の持ち主。表では淑やかに見せているが、家ではクラリスを虐げる二面性を持つ。
メアリー
クラリス専属としてファーレンハイト家からグーテンベルグ家に入ったメイド。クラリスを誰より大切に思っている。大人しそうに見えるが、護身術を嗜んでいる猛者である。二十三歳。
シド・ハンゼン
ジーンの乳兄弟として育った、ハンゼン子爵家の三男。おしゃべりなため軽く見られがちだが、反面ジーンの腹心としての冷静な判断力を持つ。メアリーに興味がある様子……?
ファーレンハイト子爵
ファーレンハイト家の当主。クラリスを無視してマチルダだけを可愛がっている…?
ファーレンハイト子爵夫人
マチルダとクラリスの母。クラリスのことを気にかけず、夫の言うとおりに行動する…?
【注目】2巻の見どころ
ファーレンハイト家の秘密
姉のマチルダが婚約したという知らせを受け、クラリスとジーンは王都に向かいます。王都で二人は観劇や本屋巡りを楽しみ、二人の思い出をたくさん作ります。その間にジーンはクラリスの瞳と同じ菫色の大きな宝石の指輪(実際は模造品)をシドに作らせていました。そして、3人はクラリスの実家に向かうための作戦会議を始めます。
一方、クラリスのメイドのメアリーは同僚のベティとお茶をしており、クラリスがいなくなったことでマチルダが今まで以上に荒れていることを聞きます。そして「ファーレンハイト家の台所事情」の噂について話が変わります。溺愛していたマチルダを嫁に出すことが不思議であったが、経済状況が逼迫しているならありえる話だと。実際、シドの調査でもファーレンハイト家は無理な事業運営で経済的に厳しい状況でした。
そんな状況でクラリスは普段着すら買えないのに、マチルダには贅沢にドレスなどを湯水の様に与えられていました。この愛情の差にショックを受けるクラリスにジーンは「実家がもたらす辛さから君を守りたい」と伝えます。ジーンはクラリスの意見を尊重し、彼女がどうしたいのかを問います。
果たして、クラリスはどんな答えを出すのでしょうか?
ファーレンハイト邸での再会
実家のファーレンハイト邸に向かう馬車の中、ジーンがクラリスに指輪とお揃いのネックレスをプレゼントし、会話でクラリスの緊張を和らげてくれます。到着すると父は粗暴で獣じみた男のもとへ嫁いだクラリスがやつれ果てていると思っていましたが、二人を見て想像とは全く違う雰囲気に驚きます。
クラリスが「ジーン様によくしていただいている」と言うと、「顔を見ればわかるわ」と母から声をかけてくれたことにクラリスは違和感がありましたが、ふと見上げると階段の上にはマチルダの姿が……。
(屋敷の使用人やメイドたちがクラリスの綺麗な姿を見て嬉しそうにしているのは良かったです)
マチルダの婚約相手
階段の上にいたマチルダはすぐに姿を消してしまいます。クラリスとジーンは婚約発表をしたマチルダを待ち続け、ようやく30分後に彼女が現れました。マチルダはドレスを着替え、髪型まで変えており、それで遅れたのでした。(マチルダはクラリスのドレスについて遠回しになじって嫌味を言ってきます)
マチルダの婚約相手は、三十一歳のグレゴリー・マッケイン公爵の嫡男で、マチルダより十歳年上の王都有数の権力を持つ金満家の一族です(要は超大金持ち)。ファーレンハイト家を経済的に十分援助できるほどの財力を持っています。
ようやく本題に入るのかと思いきや結婚式の日程は来年か再来年ということ以外は具体的な詳細はまだ決まっていませんでした。仕事などいろいろと調整をしてくれたジーンたちにそれだけを伝えるために遠方から呼び寄せたことに申し訳なく思うクラリス。しかし、ジーンはクラリスに「気にしなくていい」と優しくクラリスに手を添えるのでした。
要件が済み、帰ろうとするがクラリスは持ち帰りたいものがあると自分の部屋に戻ります。父親はジーンと少し話をしたいとその場に残ります。
クラリスの勇気
クラリスは部屋で持ち帰る本を探しているとマチルダが現れ、「指輪が似合わない」「化粧が不釣り合い」や「ファーレンハイトの宝石」と呼ばれている自分に対抗心でも燃やしているのかと言ってきます。さらにクラリスには価値がないと厳しい言葉を浴びせてきます……。
抵抗しても無駄なことを分かっているクラリスはマチルダの気が済むまで黙って耐えていましたが、ジーンのことを言われると…。「婚約して家を出たから、もうマチルダの言いつけに従う必要はない。私の居場所はジーンたちがいる別の場所だ」と主張するのでした。
これに腹を立てたマチルダは、「ジーンが望んだのは自分(ファーレンハイトの宝石)であり、クラリスは身代わりのくせに」と声を荒げます。しかし、クラリスは「ジーンは私に価値があると言ってくれた。この指輪も私のためにくれた」そして、「これ以上私を蔑むことは許しません」と言い返します。
激怒したマチルダはクラリスの指輪を奪い彼女を突き飛ばします。クラリスは本棚にぶつかり重い本が落ちてきて頭から血を流します。ファーレンハイト邸に到着していたメアリーとシドがその音を聞きつけ駆けつけます。クラリスの姿に動揺するメアリーでしたが、シドが冷静に対処して落ち着かせます。
治療中、クラリスはメアリーに「マチルダに言い返せた。自分で闘った」と言うと、その姿に今まで辛い生活に耐えていたことを知っているメアリーは涙ながらに「がんばられました…ご立派です。おじょうさま」と抱きしめてあげるのでした。(このシーンは絵の表現力もあり感動しました!)
マチルダのわがまま
1階ではジーンとクラリスの父が婚約時の手紙について話をしていました。その時、2階で大きな物音がして、ジーンが確認をしにいこうと席を立つとマチルダが部屋に入ってきます。彼女は「私とクラリスの婚約を取り替えてほしい」と懇願してきます。
マチルダは続けて「あなたの本当の花嫁は私で、ジーンが望んでいた『ファーレンハイトの宝石』は私です」と主張し、ジーンからの縁談話も妹のクラリスに横取りされたと訴えるのでした。
マチルダの口は止まらず、クラリスが「結婚相手を入れ替えてほしい」「人喰い辺境伯に嫁ぎたくない」と言って指輪を投げつけてきたと嘘を続けます。そして、マチルダは「ファーレンハイトの宝石」である私は辺境伯のジーンを選びますと、とんでもないことを言います。
これにはさすがの父親も慌て、マチルダの婚約相手は公爵家で婚約の準備が進んでいると指摘しますが、マチルダはクラリスを公爵家に嫁がせればいいと無理を言います。
父親とマチルダのやり取りを見ていたジーンは「茶番だな」と冷たい表情でマチルダを見て、「よくそこまで嘘を並べられるな。俗物」と痛烈な言い放ちます。
衝撃の真実
時は遡り、ファーレンハイト邸に向かう馬車の中。ジーンはクラリスに贈った指輪がイミテーションである理由を語ります(クラリスに贈ったネックレスは本物の宝石です)。メアリーからマチルダはクラリスが着飾るのを嫌い持ち物を自分の物のように奪うことを聞いていたので、その対策としてイミテーションにしたとのこと(もし本物の婚約指輪が何かされたら冷静でいられなくなってしまうのも理由でした)。
嘘を言い続けるマチルダにジーンは「お前の言葉は俺には通用しない」「救いようがないほど愚かだ」と言い、クラリスとの婚約は既に王の祝福を受けており王命に背くことになると告げます。
マチルダは「それでもどうにでもできる、私にはそれだけの価値がある」と言いますが、ジーンは「これが宝石?ずいぶんと粗末だな。私の花嫁はクラリスだ」とマチルダに断言します。マチルダも流石に引き下がるかと思いきや最後に「人喰い辺境伯のくせに」と呟き、「ファーレンハイトの宝石」である自分には相応しくない、石ころほどの価値もないクラリスと結婚をすればと侮辱します。
その言葉にジーンは衝撃の真実をマチルダに告げます。「あなたの父親はファーレンハイト子爵ではないのに、『ファーレンハイトの宝石』を名乗るのはおこがましい」と、マチルダはつくならもっとマシな嘘をと笑って取り繕いますが、両親の表情からそれが事実だと察し崩れ落ちるのでした。
ファーレンハイト家の秘密
ジーンは2階にいるクラリスのもとに向かいます。治療を受けるクラリスの姿を見て怒りがこみ上げます、「あの女、ころーーーー」とブチギレそうになりますが、彼女の表情を見て冷静になります。ジーンはマチルダに真実を告げたこと、そしてこれからは自分の人生を生きるようクラリスに言います。
その後、クラリスの母が部屋に来てファーレンハイト家の真実について話をしてくれるのでした。母は遠方の子爵家の生まれでしたが親戚に騙されて事業が失敗し、家が没落してしまったとのこと。家の再建のために出資者を探していたところ、当時のファーレンハイト子爵が名乗りを上げたのでした。
その交渉の中でファーレンハイト子爵の息子(現在の夫)との結婚が勝手に決まってしまいます。しかし、母には当時将来を誓った婚約者がいました(相手は付き合いのある子爵家の次男で幼馴染)。結婚に抵抗もするが、資金提供の話が進んでしまい状況を変えることができない二人は駆け落ちを試みます。しかし、追っ手に連れ戻されてしまい母は結婚式の日まで監禁されてしまいます。その監禁中に妊娠していることに気づきます。その子供がマチルダでした。
彼との子供を産みたかった母は妊娠のことを誰にも言わずに結婚しましたが、初夜で夫に露見してしまいます。母は婚姻の破棄を求めましたが、幼馴染の男を追いかけるのだろうと夫は婚姻破棄を許しませんでした。駆け落ち騒動や別の男の子供を妊娠していた母を奴隷のように扱い、マチルダが生まれても当初はマチルダを抱こうとはしませんでした。
数年後クラリスが生まれますが夫は再び、母の不貞を疑います。なぜならクラリスは美しい菫色の瞳を持っていたのでした。これは母の家系に稀に現れる特徴で、クラリスは二人の紛れもない子供ですが夫は聞く耳を持たず、ある日を境にマチルダを極端に甘やかすようになります。その理由はとてもひどいものでした…。
夫は他の男との子供であるマチルダに早いうちからたくさん投資して将来、高く売ろうと考えていたのです。母は夫の歪んだ教育に抵抗しましたが無駄でした。暴力が子供たちに向かうことを恐れ、抵抗する心が折れてしまいました。夫はマチルダに「美しい、価値がある」と言い続けた結果、マチルダの今のひねくれた性格を生み出してしまったのでした。最後に母はクラリスが嫁ぐときも結婚は地獄だと思っていたが、クラリスの幸せそうな姿を見て本当に嬉しいと伝えるのでした。
ジーンの思いとクラリスの覚悟
母の話が終わると、ジーンは子爵からの婚姻申し込みに対しての返信の手紙に違和感を感じていたことを明らかにします。ジーンは「ファーレンハイトの宝石」は望んでおらず、最初からクラリス・ファーレンハイトを嫁にほしいと王に願い出ていたことを告白します。クラリスは驚きと嬉しさが混じり合った表情を浮かべます。
手紙にはクラリスを望むと書いていたが、子爵は「ファーレンハイトの宝石」を差し上げることができないがクラリスであれば喜んでと、文脈を無視して「ファーレンハイトの宝石」という言葉が突然書かれていたのでした。ジーンはマチルダの通り名は知っていたが、そもそもジーンの求婚には関係がなかったのでした。
王にも「ファーレンハイト家の菫色の瞳の娘」と伝えており、それは次女のクラリスであると返答がありました(ジーンは最初からクラリス・ファーレンハイトしか見ていなかったのです)。どうやら、クラリスの父はこの情報を利用してマチルダに価値を持たせたかったようです。社交界では辺境伯からの婚姻の申し出が話題となり、結果的に王都随一の資産家にマチルダを嫁がせることができたのです。
この時クラリスの父は「高く売れた」と喜んでいたらしいです。
その話を聞いてジーンは再び怒り、今からでも謝罪させようとするがクラリスが止めます。「私はもう大丈夫ですから」とジーンのストレートな思いと言葉が嬉しいすぎて顔を赤らめて泣きそうな表情をして
います。落ち着いたクラリスは家のことを心配しますが「気にしなくていい、どうか幸せになって」と母は言い、部屋を去ります。一方の衝撃な事実を聞かされたマチルダはベッドで泣きながら放心状態になっています。
クラリスとジーンは帰る準備をしながら今後のことを話します。クラリスはマチルダに同情もあるが今はまだ許せないという気持もありますが、それでも未来へ進みたいと明るい表情をするのでした。
その後…
マチルダは父親にジーンの話が本当なのか確認しますが、「お父様と呼ぶな」「俺の娘じゃない」と辛辣な言葉が父親から返ってきます。マチルダがグレゴリー公爵家に嫁いで金になれば、この父親ごっこも終わりだと言います。なぜグレゴリー公爵家をマチルダの嫁ぎ先へ選んだのか理由を明かします。
それは復讐のためでした。公爵家嫡男という地位でありながらいい歳まで結婚できないのは、よほど難がある相手ということです(つまりそんな相手に嫁ぐことはとても大変だということ)。マチルダはその言葉を聞いて失望します。父親が窓の外を眺めながら酒を飲んでいる間にマチルダは近くにあったティーポットを持って近づきます。
離縁されないように男の子を産めだのと皮肉を言う父親の背後にはティーポットを振り下ろそうとするマチルダの姿が……。
帰りの道中、メアリーとシドもいい感じの雰囲気で仲良く会話をしています。一方でジーンとクラリスは馬車の中で寄り添っています。クラリスはうっとりとした表情でジーンを見つめ、ジーンはその表情に「ダメだ」とボソッと呟き口づけをしていいかと尋ねキスをするのでした。
感想&レビュー評価
今回はKADOKAWAから出ている少女漫画「身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される2」を読みました。やはり2巻目はファーレンハイト家の秘密が判明したことが大きな見どころでしたね。ジーンがマチルダに真実を伝えるシーンは「えっ!!」てなりました。私はクラリスが別の両親の子なのかなと予想して読んでいましたが、まさかマチルダが……とは思いませんでした。
クラリスも作中で言っていましたがマチルダに同情してしまう部分はありますね、父親の歪んだ性格や振る舞いも最低だと思いますがそもそも政治的な政略結婚であんな風になってしまったのも原因の一つだと思うのでなんともやりきれないですね。これからファーレンハイト家はどうなってしまうのか?
あとはクラリスとジーンの二人は良かったですね!いつも無口で無表情なジーンがクラリスに対する思いをストレートに伝え、最初からクラリスしか見えていないというのは言われた女の子は絶対嬉しいですよね。続く3巻目でもまだ明かされていない謎や新しいストーリーもあるみたいなので読むのが楽しみです。個人的はメアリーとシドがどうなるのか注目してます。他の方の読者レビューも載せておりますので気になる方は、ぜひチェックしてくださいね。『身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される』は現在3巻まで配信しております。(2024年5月時点)
作品レビュー評価
コミックシーモア引用
身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される(4.5)
読者レビューコメント
どんどん引き込まれる (4.0)
レビューを見て試し読みしたら続きがどんどん読みたくなって購入。やっぱり溺愛っていいですよね。ヒロインもただ守られるだけじゃないところがいいし、ヒーローがカッコイイ。
設定が面白い! (4.0)
よくある感じかなとおもって読みましたが、実は!な展開が多く楽しく読めました。伯爵様がイケメン
クラリス、尊い!(4.0)
レビューがよかったので、読んでみたけど…とても清々しい気持ちにさせられました。クラリスって、その存在自体が尊いです。彼女の悪やどす黒い気を包み込むような優しさに、尊敬の念を抱きました。読んでよかった。「…今までの生き方の結果をいずれ引き受けることになる。」わがままなクラリスの姉マチルダや自分しかない父親、過去を背負って苦しさから逃れ続けていた母親のあの一家!これからの展開が気になります。きっと、因果応報な顛末が待っているのでしょう。正しい生き方をしていれば…クラリスのように光を見出すことができる!と信じさせてもらいました。こんな素晴らしいクラリスって、どんな風にその心根を育んできたのでしょうか。その辺も、織り込んでもらえると、嬉しいと思います。きっと、夫となる辺境伯もより清廉な方へと変わっていくだろうな。楽しみです。
▼1巻目の感想&レビュー評価はこちらです。
「身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される」はどこで読める?
今回ご紹介しました『身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される』(一ノ瀬かおる 原作:椎名させら キャラクター原案:一花 夜)は以下の電子書籍サイトで読むことができます。無料で試し読みもできるので気になった方はぜひご覧ください。
身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される 2
一ノ瀬かおる・椎名さえら・一花夜/KADOKAWA
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