【おすすめ漫画】『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint1』あらすじ&感想(ネタバレあり)

少年・青年

無才と言われた少女が手にしたのは、規格外のチート能力でした。

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転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint1

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著者:十夜・chibi・青辺マヒト/アース・スター エンターテイメント

目次

感想&レビュー評価
『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』は何巻まで出てる?
あらすじ
登場人物
『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint1』のネタバレ

感想&レビュー評価

前世の記憶や力を取り戻してチート能力を駆使していきますがその力で無双しまくるというわけではなく周りの人たちと協力して魔物を退治したり問題を解決したりとわりと王道なストーリーが楽しめます。しかし黒竜ザビリアの過去や大聖女を殺した魔人、大聖女の過去など伏線もたくさんあるので読んでいくうちに続きが本当に気になっていく作品でした✨

1巻目では魔物とのバトルはほぼありませんが巻数が進んでいくと魔物とのバトルもあり騎士団長の強さを見せる場面や作戦や指揮を執ったりする場面がありチート能力で圧勝ではなくしっかり戦闘もしていきます👍キャラ同士のやり取りやキャラの表情でクスッと笑わせてくれるシーンもあるので緩急をつけて読むことができ、巻数が進むにつれて個性豊かなキャラが増えてくるのでぜひ好きなキャラを見つけてください(個人的に好きなキャラは途中から出てくるクェンティンです😊)

恋愛的な要素が欲しいという方には残念ながらそういう要素はないですが女性でも楽しめる作品だと思います。大聖女(フィーア)の前世が結構ヘビーでしたので現世では幸せになってほしいですが今後魔人とどういう展開を迎えていくのか気になりますね😆絵柄を気にするレビューがちょっとありましたが個人的には全然気になることなく読めて面白かったです。しっかりした設定と骨太なストーリーが楽しめるおすすめの作品です✨

作品レビュー評価

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』(4.3)

面白い!
フィーアがとても可愛い!規格外の能力の持ち主だけれど、ちょっと(かなり)天然なところが面白いです。そして周りの素敵な人たちとこれからどういう人間関係を築いていくのか…目を離せません!

一気に引き込まれました
人気上位だったので、とりあえず無料話を読んだのですが…あっという間に次の巻へと止まらなくなってしまいました。シリアスな場面もありますが、主人公はじめ登場人物たちのコミカルな会話など吹き出してしまう場面が多く、絵も素敵でとても読みやすいです。

何度も何度も読み返してしまいたくなる!
笑いと感動を上手い具合に織り交ぜてある作品です。自分が大聖女の生まれ変わりである事を必死に隠したいのに、根っからの迂闊さのせいでダダ漏れなあたりがめちゃくちゃ可愛い!続きも楽しみです

コミックシーモア引用

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』は何巻まで出てる?

今回ご紹介した『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』はアース・スター エンターテイメントより発売しており現在11巻まで配信中です!!無料で試し読みもできますので気になった方はぜひ読んでみてください👍※実施しているキャンペーンや作品内容などは予告なく変更もしくは終了する場合があります。詳細については各サイトをご確認ください。(2024年10月掲載時点)

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint11

あらすじ

無才と言われた少女が手にしたのは、規格外のチート能力でした。

「剣の才能がない」と言われていた騎士家の少女・フィーア。彼女は死にかかった際、規格外のチート能力を持つ「大聖女」だった前世を思い出し、最強の魔物・黒竜を従魔にする。しかし前世で「聖女として生まれ変わったら殺す」と魔王の右腕に脅されたことを思い出した彼女は、大聖女の力を隠しながら、騎士を目指すが数々の騒動を巻き起こすことに!?

登場人物

フィーア・ルード
ルード騎士家の末子。第一騎士団所属。前世は大聖女でありその力を手にするが、聖女に生まれ変わったことが魔王の右腕に分かれば殺されるかもしれないと考え、大聖女の力を隠したまま騎士になる。

ザビリア
フィーアの従魔。世界で一頭の黒竜。

シリル・サザランド
第一騎士団長。筆頭公爵家の当主で王位継承権第二位。「国王の竜」の二つ名を持つ。

サヴィス・ナーヴ
ナーヴ王国黒竜騎士団総長。王弟で王位継承権第一位。

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint』のネタバレ

「第1話:大聖女」ネタバレ

ルード騎士家では次女フィーアに騎士になるための「成人の儀」を受けさせるかどうかで家族会議が開かれていました。長女のオリアはフィーアを心配して無理に受けさせる必要がないと言い、次男のレオンは5割くらいの確率で生き残れるじゃない?とまぁ受けても良いじゃないという感じです。長男のアルディオは我関せずでした。

フィーア自身は騎士に憧れていたこともあり騎士になるために「成人の儀」を受けたいと言います。騎士は国内の治安維持から魔物討伐まで行い剣の腕が重要でしたが、小さい頃から訓練をしてもフィーアの剣の腕前は致命的にありませんでした。

「成人の儀」に向かうフィーアにオリアがお守りとして回復薬を渡してくれます。ルード家の「成人の儀」のルールは魔物を倒して体内にある魔石を持って帰ってくること。魔石が大きいほど魔物の強さを表すのでフィーアはなるべく大きな魔石を取ってこようとしますが、オリアは魔石は魔石だから小さい魔物を狩ってきなさいとアドバイスをするのでした。

魔物に会うために森に入るフィーアですがいつもとは違うヤバイ雰囲気に「何かいる」と感じます。その何かのいる方に歩いていくと黒い鳥の雛?がひどい怪我をしていたのでオリアからもらった回復薬を飲ませることにしますが、飲んだ瞬間「黒い鳥の雛」はグォォォと雄叫びをあげます。

回復薬は回復能力を無理やり高めることで傷を治すため激痛が走るのでした。雄叫びをあげた「黒い鳥の雛」は見る見るうちに大きな姿に変えていき、気づいた時にはフィーアに噛みついていました。この世界に黒い鳥は存在せず、黒い翼を持つのは伝説級の魔物「黒竜」だけでした。

これは死ぬなぁと思った時、どういうわけかフィーアは前世の記憶を思い出します。かつてフィーアは大聖女として死力を尽くして兄王子たちと一緒に魔王に挑んでいたのでした。しかしその前世の記憶は悲惨なもので魔王を封じた後、魔力が切れてしまって動くことができない大聖女(フィーア)はなんと兄王子たちに裏切られ魔王の城にそのまま置いていかれてしまうのでした。

なんとか逃げようとする大聖女(フィーア)の目の前に魔王の右腕と呼ばれる魔人が現れ「絶望」を思い知るのでした。魔人は魔王を封じた大聖女(フィーア)に、最後「聖女として生まれ変わったら殺す」と言ってなぶり、いたぶり、時間をかけてゆっくり殺すのでした…。

…目を覚ますフィーアの目の前にはさっきの黒竜がいました。「ギェェェェー」と叫ぶフィーアに黒竜が回復薬と回復魔法を使ってくれたのに噛みついてごめんと謝ってきます。回復魔法を使った記憶はないフィーアですが体に重さを感じ眠ってしまいます。(完全回復という上級魔法を使って魔力切れを起こしていたのでした)

黒竜は「竜族は命を救われたらその命を救った人に捧げるの」と言ってフィーアと隷属の契約をするのでした。再び目を覚ましたフィーアは黒竜の「ザビリア」からフィーアと従魔契約をしたと左手首の契約の証について説明をされるのでした。

フィーアは自分が聖女だったことを思い出しますが、ひどい殺され方をした恐怖からザビリアに聖女であることは黙っててほしいとお願いをします。落ち着いたところで周りを見回すとそこには聖女であるフィーアの血の匂いに引き寄せられてきた魔物の死体がたくさんあったのです。(魔物は全部ザビリアが倒していました)

「成人の儀」を思い出したフィーアは魔物の死体から魔石と取り出してザビリアに乗って急いで家に戻ります。家に到着するとアルディオから黒竜との関係について問い詰められます。最初は誤魔化しますがあった事実を全て伝えるとオリアが間に入ってきてフィーアの従魔が倒した魔物はフィーアが倒したも同じとして少し強引ですが「成人の儀」をクリアとしてしまいます。

その後、ザビリオはフィーアに「何かあったら呼んで」と言って飛び去っていくのでした。こうして聖女であることを隠しながら物語が始まっていくのでした。

「第2話:騎士団試験」ネタバレ

「成人の儀」から数日フィーアは前世の記憶や力をよりはっきりと思い出して身体強化の魔法などを使いこなし木を真っ二つにすることもできるようになっていました。前世で大聖女だったことを思い出したフィーアはザビリアから精霊と契約してはダメだと忠告されます。(魔力の使用はOK)

聖女は精霊の力を借りるために契約をするが魔物はその精霊の残滓(ざんし)から聖女を探すことができるのでした。かつての大聖女(フィーア)は精霊と契約をしたことで強力な回復魔法や強化魔法を使えていたが、今は精霊と直接契約をしている人はいなく回復魔法を使える人を「聖女」と呼ぶようになったのでした。そんな中で前世の力を取り戻したフィーアの力は今の時代では桁違いらしいです。

フィーアは強い仲間ができるまでは魔力をうまく使い、「聖女の力」は封印して騎士になるための騎士団試験を受けることにします。一次試験の内容は若い試験官の打ち込みを受け止めるというものでしたがその試験官は兄のレオンでした。

試験の順番待ちをしていると王子様系の美形男子に声を掛けられます。レオンはどんどん受験生を不合格にしているが一次試験は2割の合格者を出さないといけない決まりになっているとのこと。注意されて慌てて合格者を出し始めるから列の後ろにいた方が合格の可能性が上がるとアドバイスをくれます。

フィーアは列の後ろに行こうとしますがレオンに見つかってしまいレオンの試験を受けることなりますが身体強化の魔法を使って一次試験をクリアするのでした。そのまま二次試験の筆記試験もクリアし三次試験に挑みます。

三次試験は試験官との三分間の模擬戦でその相手は氷の騎士と呼ばれている兄のアルディオでした。フィーアは使用する剣に魔法効果を施し、さらにザビリアからもらった魔石を剣に装着してより強い魔法を付与します。アルディオはフィーアの剣を受けると100%麻痺する魔法効果によってガクっと膝をついてしまいそのままフィーアは勝ってしまうのでした。

「第3話:騎士団入団式」ネタバレ

無事に試験に合格し、騎士団に入団することになったフィーアの配属先は第一騎士団でした。一次試験で声を掛けてくれた王子様系の美形男子ワイナー侯爵家嫡男のファビアン(17歳)も試験に合格し、一緒の配属先でした。

王族警護の第一騎士団は通常10年以上務めた騎士しか配属されないらしく、新人が配属されるのは初めてのことらしい。王族は前世で大聖女(フィーア)を見殺しにした兄王子たちの血筋なのでちょっと複雑なフィーアでした。

現在王族は国王陛下と王弟殿下の二人しかいないらしく国王陛下は女性を愛することができないらしいので、次の世継ぎは王弟殿下になるとのこと。そして王弟殿下は20ある騎士団をまとめる騎士団総長なのでした。

入団式に参加するフィーアとファビアン。(入団式には新人騎士200名と王都在住の騎士全員が参加します)入団式ではナーヴ王国 黒竜騎士団総長 サヴィス・ナーブが騎士たちの前に現れ演説をします。その後、ファビアンによる新人代表挨拶が終わった後に模擬戦を行うことになるのですが新人代表としてフィーアが選ばれるのでした。そしてなんとサヴィス・ナーブ黒竜騎士団総長自らが相手をします。

サヴィスは自分から一切攻撃しないから全力でかかってこいと言います。フィーアはサヴィスに中途半端になっては失礼になると思い、身体強化などの魔法を付与して全力で勝負を挑むのでした。フィーアはサヴィスの左側を集中して攻めていきますが最後はサヴィスに剣を弾かれてしまいます。

しかしサヴィスは自ら攻撃をしてしまったと言い勝ちは無効と宣言します。サヴィスはフィーアの剣を不思議に思い手にすると突然第一騎士団長のシリルを呼び剣を構えろと言います。サヴィスはフィーアの剣でシリルと打ち合うとシリルのミスリル製の剣がボキっと折れてしまうのでした。

本来魔法を付与する場合「+10」とか「+15」のようにするのが一般的でしたがフィーアは「2倍」というように付与していたのでサヴィスが使ったことでとんでもない数値になっており国宝クラスの剣になっていたのでした。

フィーアは成人の儀をクリアした祝いに父からもらったものと言ってその場を切り抜けようとします。サヴィスは最後になぜ左側ばかりを狙ったのかを聞いてきます。フィーアはサヴィスの歩き方や体重の掛け方から左足を怪我していると思い左側を狙ったと答えます。

その答えに何かを思うサヴィスはフィーアに「名前を覚えたぞ」と言って立ち去ります。そしてそのまま入団式も閉会するのでした。

「第4話:魔物討伐」ネタバレ

騎士団に入団したフィーアは訓練をこなす日々を過ごし、その中には礼儀作法やダンス、音楽などもあり教養の一つということでチェスなんかもありました。

フィーアとファビアンは第六騎士団の魔物討伐に訓練として同行することになります。今回の魔物討伐には聖女も参加するということでフィーアは楽しみにしていました。

魔物が現れると第六騎士団はうまく立ち回り確実に攻撃をしていきますが、聖女たちは戦闘に参加せずに遠くで休んでいました。負傷者が出ると回復魔法で治療をしますがフィーアであれば一瞬で治せる傷も現在の聖女たちは数人がかりで数十秒かけて治療をするのでした。

前世では必ず戦いの中心で逃げることなく騎士たちを癒すことに注力をしていたのに、現在の聖女たちの弱体化ぶりに悔しさを感じるフィーアでした。

無事に魔物討伐が終わり帰還の準備をしていると魔物が接近してきたと報告を受けます。現れたのは知能が高いBランクの「フラワーホーンディア」という巨大な鹿のような魔物で指揮官を真っ先に攻撃して
きました。

聖女たちはその姿に悲鳴をあげて逃げ出しますがフラワーホーンディアは動くものと追いかける習性があり聖女たちに向かおうとしますがフィーアが身体強化の魔法を使いなんとか食い止めます。フィーアは一人で戦いながらも他の騎士たちに指示を出しますがみんな混乱をしています。周囲に気を配った一瞬のスキをつかれてフラワーホーンディアの攻撃がフィーアに当たる直前、第一騎士団長のシリルが駆けつけてフィーアを救い出すのでした。

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint 2』に続く…。

ーーー『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint 1・完』ーーー

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