「お前ほど醜い女はいないな」これが結婚初夜での旦那様の第一声。
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著者:あばたも・白乃いちじく/アルファポリス
目次
・作品紹介
・登場人物
・華麗に離縁してみせますわ!1巻のネタバレ
・感想&レビュー評価
・『華麗に離縁してみせますわ!』は何巻まで出てるのか?
作品紹介
恋人のいたエイドリアンと結婚したローザ。「お前ほど醜い女はいないな」初夜でそんな言葉を投げつけられたものの、ただ父の命令で嫁いだだけの彼女にはエイドリアンへの好意はこれっぽっちもない。一刻も早く父の管理下から逃れるべく、お金を貯めて離縁して自由を手に入れようと奮起する。一方で、掃除に炊事、子供の世話、畑仕事に剣技と、なんでもこなす一本芯の通ったローザにエイドリアンはだんだん惹かれていくが…?
登場人物
ローザ
幼い頃から父に鍛えられなんでも人並み以上にこなす令嬢。父の命令でエイドリアンに嫁いだものの、勘違いで恨まれているようなので離縁を目指し奮闘している。
エイドリアン
ローザの夫。恋人セシルとの仲を引き裂かれたと勘違いしローザを恨んでいたが…。
ドルシア子爵
ローザの父。「仮面卿」の異名を持つ。
セシル
エイドリアンの元恋人。結婚の約束をしていた。
エクトル
独身だが切れ者宰相と名高い。
華麗に離縁してみせますわ!1巻のネタバレ
1話ネタバレ
結婚初夜に「お前ほど醜い女はいないな」旦那であるエイドリアンからローザへの第一声でした。
エイドリアンの兄がギャンブルで残した借金を肩代わりしたのがローザの父ドルシア子爵でした。彼は娘であるローザをエイドリアンと結婚させ子供ができたらバークレア伯爵家を乗っ取ろと考えているのかもしれません。
エイドリアンは婚約者セシルと強制的に別れさせられますが、ローザもまた不本意な結婚なのでした。ローザの好みはエイドリアンのような中身残念イケメンではなく、中身イケメンのハゲデブ親父が好みです。
ドルシア子爵は「仮面卿」という二つ名を持っており裏社会のボスとしてのし上がったのでした。ドルシア子爵は逆らうものには容赦をしない人物で、そんな父のもとで過酷な教育を受けたローザはお嬢様でしたが炊事、掃除、洗濯など一通りのことはこなすことができます。
エイドリアンの弟夫妻の子供ウォレンの育児、家の掃除、農作業など令嬢とは思えない行動をします。(エイドリアンは農作業をしているスッピンのローザを可愛いと思ってしまいます)
これらのローザの行動は全て家からそして父親から自由になるための逃亡資金を貯めるためでした。
2話ネタバレ
ローザは使用人たちにも気遣いをしてくれ屋敷の雰囲気が良くなり使用人たちにも笑顔が戻っていることを感じているエイドリアンは、そんな彼女に感謝を伝えたいが素直に言うことができません。
ある日、友人とクレマンとヒューゴがエイドリアンに会いにきます。会話の流れでセシルを愛しているがローザとドルシア子爵が借金を返せないなら結婚しろと迫られたと言います。それならばセシルを愛人にすればとクレマンが言ってきたところでローザが冗談はそこまでにしてくださいと会話に入ってきます。
二人を見送った後ローザはエイドリアンに忠告します。「愛人を持つなら避妊をしてください」と。ドルシア子爵が自分の孫以外の後継を認めはしないので母子共々消されてしまうとローザは言いますが、また脅すつもりかとエイドリアンが言い返すとこの言葉にローザは怒り出します。
「どれだけうぬぼれが強いの!この顔だけ男」
エイドリアンはローザが自分と結婚したいと我儘言っていると思っていましたがそれは勘違いでした。ローザも父の言うことを聞かないとなにをされるか分からないのとセシルの身も危険だったので嫌々嫁いできたのだと。
第3話ネタバレ
とある日、ローザはお茶会に誘われ参加することにします。そこにはセシルも招待されていました。セシルはエイドリアンを返してほしいとローザに泣きついてきますが、その時お茶会の主催者であるドリスデン伯爵令嬢のマデリアナが現れ助けてくれます。
お茶会では剣術大会に出場していた「白薔薇の騎士」の話題になりました。白薔薇の騎士とはローザが剣の腕を磨くため正体を隠して出場していた姿です。マデリアナがローザに似ていると言うと白薔薇の騎士が大好きなセシルはローザではないと言って紅茶が入ったコップをローザに投げようとしますが、ローザは持っていたセンスではたき落とします。その後マデリアナが場を収め、お茶会は終了します。
その日の夜、エイドリアンは勘違いでしてしまった初夜での発言やぞんざいな扱いをしていたことを後悔しておりローザに謝ろうとしますが素直に伝えることができずにいるのでした。
第4話ネタバレ
ローザはワインの売り上げを確認するために葡萄畑を訪れていました。ワインの品質に満足し帰る道中で馬車が横転してしまいます。
雨も降ってきたので歩いて帰ろうとしますが馬車の運転手のトーマスが足を怪我してしまいます。近場で休憩することにしますが野盗が現れ襲ってきますが白薔薇の騎士モードであっけなく退治します。横転した馬車の馬だけが先に屋敷に戻ってきたことに心配になったエイドリアンは馬に乗って葡萄畑に向かいますが、目の前にはトーマスを背負ったローザが走って向かってくるのでした。無事に合流した三人はそのまま屋敷に戻ります。
翌日の夜、ローザとエイドリアンは国王夫妻主催の夜会に出席をします。その招待された王城でローザは父に似た肖像画に足を止めるのでした。父に似た肖像画の人物は前国王の第一王子オーギュスト・ルルーシュ・リンドルンでした。
オーギュストは実の父である前国王を殺しており、オーギュストの話はタブーになっているとのこと。事件にある噂が流れておりオーギュストの奥方が【滅びの魔女】だったというものでした。【滅びの魔女】は自ら作り出した秘薬で多くの国を滅亡させたと言う伝説の魔女。その薬を口にしてしまえば仲間同士で争い自滅してしまうらしい。この魔女を打ち倒したのは、この国に創設者「聖王リンドルン」でした。
第5話ネタバレ
夜会に出席していたローザとエイドリアンの前にアムンセル王子が会いにきます。ローザはアムンセル王子のことを人妻に手を出すほど女にだらしなく金遣いも荒いと最低の印象を持っています。
そんなアムンセルですが早速ローザの胸や腰のあたり見てきて散歩をしようと誘ってきますが、エイドリアンが私の妻ですと言って断ってくれます。さらにエクトル・ロワイエ宰相が仲裁に入ってくれるのでした。宰相はリンドルン王国で一、二を争う名家で切れ者と有名でした。何より見た目がローザの好みど真ん中でした。
数日後、王城から屋敷に戻るエイドリアン。いつもならすぐローザが出迎えてくれるのですがそこにローザの姿はなく…。
感想&レビュー評価
最初はローザが悪役令嬢的な感じ進むのかなと読んでいましたが、しっかりもので逞しくかっこいい女性でそんなローザに徐々に惹かれていくエイドリアンでしたね。エイドリアンもだめな部分もありつつもいざという時にはちゃんと行動するので途中から好きになってきましたね。まだ明かされていない父ドルシア子爵のことや滅びの魔女といったキーワードも出てきたので、この辺りの伏線が今度どういう風に回収されていくのかも楽しみです!!
作品レビュー評価
華麗に離縁してみせますわ!(4.6)
▼素晴らしい作品です!ワクワクします!
なんと言ってもヒロインがかっこいい!感情のすれ違いがあるとしても、素直に愛情深く育ったのはお父様の愛があったからだと思う。ヒロインには父親の愛情は伝わっていないけれど。ヒーローはヒロインの力添えのおかげで少しずつマシになってきたけど、認めてもらえるにはまだまだ先は遠い。でも頑張って欲しい!ヒロインと幸せになって欲しい!背景が複雑になってきたけど、これから先の展開がとても楽しみ。ぜひたくさんの人に読んでほしい作品です。
▼四の五の言わずに読んで!!
1巻が無料だったので読んでみたら、面白くてめちゃくちゃ好みなお話だったので、既刊3巻即買いです。 まず、主人公が強くて美しくて聡明です。無双でカッコいい女性が好きな方、絶対ハマります!主人公の夫(名前忘れた笑)も最初はいけすかないですが、無邪気で素直な男なので、巻数が進めば好感度は上がります。 主人公夫の元婚約者が「うざ〜」と思った方、大丈夫です!そのうち消えます。絵も綺麗だし話もテンポよく進むし、何よりキャラが皆良い。最初はタイトルで読むのを躊躇しましたが、間違いなく面白い作品なので、どうかタイトルから敬遠せずに読んでみてください。
▼面白い!
内容もどんどん進んでいくので、スピード感もあって飽きずに読めるので最高です!絵もとても綺麗で、買うか迷ったら絶対買うべき漫画だと思います!
コミックシーモアより引用
『華麗に離縁してみせますわ!』は何巻まで出てるのか?
今回ご紹介した『華麗に離縁してみせますわ!』はアルファポリスより発売してます。現在は3巻まで配信中でライトノベル版も出ております!無料で試し読みもできますので気になった方はぜひ読んでみてください!!※実施しているキャンペーンや作品内容などは予告なく変更もしくは終了する場合があります。詳細については各サイトをご確認ください。(2024年9月掲載時点)
▼コミックス版
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著者:あばたも・白乃いちじく/アルファポリス
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