氷の貴公子×効率厨の社畜! 働けば働くほど異世界で恋愛フラグが立つ!?
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著者:采和輝 ・八月八・大橋キッカ/KADOKAWA
目次
・作品あらすじ
・登場人物
・感想&レビュー評価
・『異世界の沙汰は社畜次第 1』のネタバレ
・『異世界の沙汰は社畜次第』は何巻まで出てる?
・電子書籍サイト紹介
作品あらすじ
近藤誠一郎は毎日仕事に追われる三十路目前のサラリーマン。聖女召喚計画に巻き込まれ、異世界のロマーニ王国に転移してからも自らの“癖(へき)”から仕事を求め働き続けていた。それが“氷の貴公子”と呼ばれる騎士団長アレシュと急接近するきっかけに――。
登場人物
近藤誠一郎(こんどうせいいちろう)
29歳。巻き込まれた異世界転移したサラリーマン。異世界でも思わず「仕事」を求めてしまった社畜。淀んだ目と目の下の隈は標準形態。
アレシュ=インドラーク
22歳。侯爵家子息。異例の若さで騎士団長の座に就いた稀代の天災。「氷の貴公子」とも呼ばれ、有能すぎるが故に何物にも興味を持てない。
白石優愛(しらいしゆあ)
16歳。聖女として召喚された女子高生。可愛らしい容姿で明るい性格。
ノルベルト=バラーネク
18歳。近藤が異世界で生活するためのサポートをする。
感想&レビュー評価
今回は電子書籍サイトによってジャンルが少女マンガだったり、BLマンガで紹介されている『異世界の沙汰は社畜次第 1』を読んでみました!巻き込まれた形で異世界に転移してしまった「社畜」が染み付いている近藤誠一郎は異世界でも仕事を求めてしまうのですが経理という観点から国や組織に対して切り込んでいく設定は面白かったです🎉
登場人物のキャラ設定も良くて、一緒に「聖女」として召喚された白石優愛が良い感じに場を乱してくれるので良いアクセントになっていました。今後聖女として瘴気という国を蝕むかもしれない天災についてもどう対処していくのか気になるところですね🧐
ただやはり一番に見どころは近藤とアレシュの関係性です✨仕事の関係で接する機会が増えてくる二人ですが偶然アレシュが近藤を助けたことで急接近していき、アレシュがどんどん近藤のことを気に掛けるようになっていきます。2巻目以降二人の関係がどうなっていくのかぜひ見てほしいですね😊1巻の最後の方にちょっとだけ見れますがアレシュの筋肉の書き方がとても綺麗で上手なので個人的な注目ポイントです!!
作品レビュー評価
『異世界の沙汰は社畜次第』
▼もどかしい感じがたまりません
絵がきれいで読みやすいです。最初は気付かなかったけど少しずつBL感が高まっていく感じ。2人のいちゃつきがたまんない。セイイチローが徐々に心を開いていく感じもたまりせん。好み過ぎて試し読みから一気買いしました!
▼ゆっくり読もうとしたら一気読み
異世界でも社畜って… 主人公の性なのか自分から仕事を作り忙しく命の危機もかえりみず猪突猛進そばにいるアレシュ様の愛が深い□先にライトノベルを読んで 漫画も楽しんでます。
▼シリアスな中にクスッと笑えるシーンがある
まず絵が綺麗です!よくある異世界、聖女ネタだけど、主役が聖女でも聖女に蹴落とされた悪役令嬢でもなく、巻き込まれた社畜なところが面白い!キャラもただ良い人ではないし、でも程よく正義で、でも身勝手さもあって何だかリアル。聖女が年相応に未熟なとこも好きです。早く続きが読みたい!
コミックシーモア引用
『異世界の沙汰は社畜次第 1』のネタバレ
第1話
近藤誠一郎は片付けても片付けても増え続ける業務をこなし、朝から晩まで領収書と攻防し課長補佐という役職で上からも下からも雑用を押し付けられていました。二十九歳の誕生日がいつの間に過ぎ三十歳手前。
最近は自炊もできず体力の回復も乏しく今は気持ちと反比例して身体は衰える一方。久々に自炊をするためにスーパーで買い物をした帰り道、「キャアアア」という悲鳴が聞こえ駆けつけると魔法陣のようなものに引き込まれている女性の姿が…。咄嗟に手を伸ばし助けようとした瞬間、どこか別の場所に飛ばされてしまうのでした。
「わぁぁぁぁ!」近藤と女性は気がついた時には歓声と共に多くに人に囲われていました。その中から近づいてきた人物が女性に対して手を差し伸べ「待っていたそ聖女」と言って連れ去っていくのでした。
置いてかれた近藤は別室で宮廷魔導士と大臣であると名乗る人物から説明を受けます。近藤が飛ばされた世界はいわゆる異世界で「ロマー二王国」の王宮内だと言います。ロマーニ王国は「魔の森」と言われる瘴気に覆われた森があり百年に一度くらいの周期で瘴気が噴出し疫病が流行るとのこと。その瘴気を浄化できるのが「聖女」らしく王国の秘術「異世界召喚」を行なったのでした。
巻き込まれた近藤は理解ができず疲れて白昼夢でも見ているのかと思います。この国の宰相から衣食住の支援をすると言われていると説明をされ、その他に何か望みはあるかと問われると…。
「仕事をください 計算や経理に携わることが得意です。」と近藤は言います。
案内されたのは王宮経理課。そこで働いているヘルムート=ソマリアを紹介されます。自己紹介をする近藤ですがなぜが「コンドゥ」という発音で呼ばれることになります。仕事については明日説明を受けることになりまずは住居と部屋を案内されるのでした。
近藤は部屋で少し休んでいると扉をノックされます。「オーイ、起きてるッスか〜?」と大きい声で部屋を訪ねて来たのはノルベルト=バラーネクという青年でヘルムートに言われてこの世界に関する本と服を持ってきてくれました。彼からは「セイさん」と呼ばれるようになり同じく経理課で働く一人でした。
近藤は本で勉強してこの世界の数字や時間などに理解します。言葉が通じるのは原理は分からないが異世界から拉致されたことに対して神からの詫びかもしれないと思うことするのでした。
近藤は職場案内を受けるため集合時間の三十分前に到着していると「ここで何をしている」と声を掛けられます。
第2話
「セイさーん!」とノルベルトが声を掛けてきますが「インドラーク騎士団長!?」と、近藤と一緒にいることに驚きます。インドラークは近藤は軽く見てそのまま立ち去ってしまいます。
インドラークは第三騎士団に所属でそこの団長を務めており、第三騎士団は魔法と剣を使うエリート集団でした。団長であるアレシュ=インドラークは別格で顔良し、腕っぷし強し、出世頭、侯爵家と家柄も良く異例の若さで騎士団長に就いた稀代の天才と言われていました。
・各騎士団の主な仕事
第一騎士団:王宮は街の警備する仕事
第二騎士団:王族や要人を守る仕事
第三騎士団:街の外や魔獣などを狩る仕事
近藤は職場となる経理課に案内されます。経理課は近藤を含めて五人でした。早速仕事をするのかと思いきや午前中はお茶をしながら職員紹介、午後も特に仕事をすることなくそのまま一日が終わるのでした。仕事終わりに明日は休みだから必要な物を買い物してくださいとヘルムートからお金をもらいます。
翌日、近藤はノルベルトに案内されながら買い物をしていると少年が露店をやっている商品に目が止まります。それは「そろばん」でした。経理課では一応計算道具のようなものはあるものの使っておらず、紙に書いて計算をしていたので近藤はその「そろばん」を買うことにします。
勤務二日目、近藤は書類整理の仕事をしていると「なんか疲れているようにも見える」とノルベルトに心配をされ栄養剤を渡されます。近藤はその後「聖女様が呼んでいる」と言われ聖女のもとを訪れるのでした。
部屋にはこの国の第一王子ユーリウスとあの騎士団長アレシュも一緒いたのでした。近藤はお互いの名前も知らなかったので自己紹介をすると、聖女として呼ばれた彼女の名前は白石優愛()というのでした。
優愛は「聖女」になれたことで少し浮かれた感じでした。そんな優愛に近藤はこの先どうするのか?と聞くと聖女の仕事をしてこの国の人達を助けると言います。
第3話ネタバレ
近藤は「正義感を持つのは良いが、自分の状況を理解してください」と優愛に忠告します。
聖女はこの国のために働くように召喚された、つまりそれは強制的に利用するためで聖女がどれくらい危険かも分からない。優愛の生死問わず瘴気が無くなればいいと考えているかもしれない。
しかし…、
「断れって言うんですか!?」
「瘴気が出てきちゃったらいっぱいの人が死ぬんですよ!?」
と優愛は感情的になり部屋を出ていくのでした。
近藤はアレシュに見送られ帰ります。近藤を見送った後、遠くの木陰で何やら話し合っている二人の姿に気づくアレシュでした。
近藤は疲れ切った状態で部屋のベッドに倒れ込みます。ノルベルトからもらった栄養剤が目に入ったので思い切って飲むことに…マズイ!!
翌日、近藤は栄養剤の効果で疲れが吹っ飛んでめちゃくちゃ元気になっていました。ノルベルトにもらった栄養剤は騎士団も御用達らしく町の薬屋で買えると聞き、近藤はノルベルトと一緒に早速仕事終わりに買いに行くことにします。
近藤は栄養剤を十本購入するとお店の人から騎士団のお使いだと思われてしまいます。買い物をしているとアレシュとアレシュと同じ第三騎士団の副団長ロウダがお店に入ってきました。ロウダから「なんだ横流し課か」と言われ気になる近藤は王宮の予算が横流しされているのか?と考えます。
ノルベルトに促されお店を出ようとする近藤にアレシュから「宰相に目を付けられているぞ」と忠告されますが自分にできることをしようと気にせず仕事に打ち込む近藤は栄養剤のおかげ疲れ知らずで働き続けるのでした。
近藤の経理課での役割は各部署から出た予算申請を確認・分類すること。それをヘルムートが承認する流れになっている。ある日、近藤が予算申請書を見ていると数字のキリが良すぎると何かおかしいことに気づきます。
ヘルムートは騎士団からは忙しいから予算申請書を細かく作成する暇はないと言いながら承認の判子を押そうとしますが近藤はその手をがしっと掴み止まるのでした。そして過去の予算の書類を今すぐ出してくださいと言います。
出された申請書は不備だらけで驚いている近藤にノルベルトが「しょうがないっスよ」と言ってきます。なぜなら経理課はただ予算書を分類して通過するだけの「横流し課」だったのでした。
第4話ネタバレ
ベルトコンベア的な意味で経理課は「横流し課」と呼ばれていました。つまり上流階級が国税を好き勝手するための組織が出来上がっていたのでした。
近藤は今の収益を計算し直すとこのままの収支バランスでは回らず農作物の不作や天災があったら国が終わってしまう可能性がありました。
それから近藤は予算の申請書をチェックして内容が不十分な申請に対しては、各部署に差し戻しをするようにします。ヘルムートからそんなことをしたら各部署から恨みを買ってしまうと言われますが「経理部が恨みを買うのは当たり前です」と近藤は言うのでした。
近藤は申請書は甘めに査定しているので徐々に正式な書類作成を浸透させて無駄な出費を受け付けないように変えていくことにするのでした。
早速、予算申請が通らないことがあると話が出始め、アレシュも副団長のロウダから相談を受けていると偶然通り掛かった優愛が話し掛けてきます。後ろにはロマーニ王国宰相カルミ=カルヴァダも一緒にいたのでした。
温和な笑みを浮かべながらズバズバと人を切り捨てていく残酷さ、全てを見透かし自分の思い通りに事を運べるだけの聡明さを兼ね備えた敵に回すとヤバイ人間と言われていました。
話題は近藤のことになると優愛は近藤のことを「社畜」の人なんですよと説明をするとアレシュとロウダはなんとなく理解をしますが、カルミは「シャチクですか」と近藤に何やら興味を持つのでした。
そんな近藤ですが書類を整理していると第三騎士団の一人が申請が却下されたことに文句を言いにきますが更に大変な事件が起こります。
瘴気の発生が確認されたのでした。
第5話ネタバレ
王宮では瘴気の件で会議が開かれていました。これ以上瘴気が深刻化させない必要がありますが聖女である優愛はまだ訓練中のため彼女を魔の森に送ることははまだできないのでした。
国の予算を使ってなんとか対策を打とうとしますがそんな資金はなく管理をしている経理課のヘルムートは上層部からげっそりするほど責められるのでした。
ヘルムートが経理課に戻ると近藤が書類を用意して待ってました。その書類は過去の国の支出詳細と今後の予算編成案で今後起こりうる瘴気被害を想定した被害額の算出表でした。ヘルムートは次の会議で上層部にその書類について説明するとカルミ宰相は資料を作成した近藤に会いたいと言うのでした。
経理課では近藤が第三騎士団からまた申請のことでクレームを言われていました。その様子を見ていたカルミ宰相は階級が低い近藤に役職を与えることにして執行権限を持たせることにします。
近藤は経理課副管理官のという中間管理職を任命されますが面倒な仕事を押し付けられるから内心は管理職になりたくないと思いますが宰相の圧に断ることができないのでした。役職がついた近藤ですが引き続き瘴気問題について考えるのでした。
仕事を終えた近藤は薬屋にまた栄養剤を買いに行き、家に帰る途中で一本栄養剤を飲みますが今までと様子が違っていました…。
その頃、アレシュが薬屋を訪れると店主から近藤が栄養剤を買いに来ましたよと教えられます。騎士団の薬の仕入れは月二回のはずと思い、変な胸騒ぎがしたアレシュでしたがそのまま薬屋を出ると道の途中でうずくまっている近藤を見つけるのでした。
第6話ネタバレ
アレシュは近藤の顔色の悪さ、目の焦点があっていないのを見て「中毒症状」と判断します。
体の細胞を活性化させる栄養剤を飲み過ぎると中毒症状を起こすらしく近藤は急性でかなりひどい状態でした。
アレシュは応急処置で魔法を使うと近藤の様子も落ち着いたかに見えましたが様子がおかしいことに気づきます。近藤は「魔力酔い」を起こしていたのでした。
魔力酔いは与えられた魔力を身体に馴染ますことができない小さな子供が陥る症状でしたが、異世界人である近藤は耐性のない弱った身体でアレシュの魔法が消化できず熱となって苦しめていたのでした。
魔力酔いの治療法は同じ魔力で身体に馴染ませることでした。このままでは命に関わると思ったアレシュは「…あとで恨むなよ」と呟きます。
近藤が目を覚ますと半裸の状態でベッドに横になっていて目の前には覆い被さってるアレシュの姿がありました。中毒症状を起こして死にかけていた近藤をアレシュが魔法を使って症状を抑えたと説明を受けますが中毒症状のせいで舌がうまく回らず喋ることができない近藤でした。
アレシュは続けて近藤に施したのは応急処置でここから先の処置については本人の意思を確認してから行うと言います。
近藤の今の状態が続くと魔力で生命器官が押し潰されて…
「死ぬ 処置を受けるか?」
近藤は魔力を馴染ませるということがピンと来ていませんでしたが死にたくないと思い、「お願いします」と処置を受け入れるのでした。その答えを聞いてアレシュは服を脱ぎ始め裸になります。
そしてそっと近藤を抱きしめると、近藤にキスをして魔力を馴染ませる処置を開始します。近藤はこれからアレシュに何をされるのか大体理解してアレシュを受け入れるのでした。
翌日、アレシュは近藤の様子を見にいくと体調は回復しているようでした。
意識がはっきりしてきた近藤は昨日のことを思い出すと、徐々に腰の鈍い痛みや普段動かさない股関節まわりのギシギシ感を感じるのでした。
近藤の体調を考慮して念の為、一日休ませようと考えるアレシュの後ろで何やらバタバタしている近藤は…。
「まずい!遅刻だ!!」
と言ってダッシュで仕事に向かうのでした。
「はぁああああああ!?」と驚くアレシュでした。
『異世界の沙汰は社畜次第 1・完』
気になる2巻は⬇️からチェック!!
『異世界の沙汰は社畜次第』は何巻まで出てる?
今回ご紹介した『異世界の沙汰は社畜次第』はKADOKAWAより発売しており最新6巻が2024年11月1日に配信しています。無料で試し読みもできますので気になった方はぜひ読んでみてください👍ライトノベル版も出てますのでマンガ版と一緒に読んでも面白いかもです(笑)
※実施しているキャンペーンや作品内容などは予告なく変更もしくは終了する場合があります。詳細については各サイトをご確認ください。(2024年11月掲載時点)
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